プラド美術館

室内
1785年に設立された世界でも
最も重要な美術館の一つ
ゴヤ、ベラスケス、エル・グレコと
有名な画家の絵が多く展示されている


カルロス4世家の人々 
〜ゴヤ〜
ゴヤは才能のない画家
人の手に注目してもらいたい
うまく指が描かれていないのだ
彼は細かい絵が苦手なので
指を隠したりして誤魔化している
妻が夫の左側に描かれているの
にも注目してもらいたい
普通は夫を向かって左に描く
日本でも結婚式などで
男性が左に立つのと同じこと
しかし
妻を左に描くことによって
カルロスが嫌いであることを
表現した
のである
一番左の後には影になって
ゴヤの肖像画が描かれている
顔が遠くを見ているが、これは
こいつらと一緒にして欲しくない
というゴヤの感情を表している
ではなぜ自分を描いたのか
それは人の数が13人という
不吉な数字を避けるため
自分を14人目として描いた
のだ


裸体のマハ
〜ゴヤ〜
これまた指が適当に描かれた絵
普通、頭の後で手を組む時、
指を交差するはず
しかしこれは交差していない
ゴヤは指を描くのが苦手なのだ
この絵はゴヤの愛人の肖像画
愛人が50歳だったのに対して
身体は明らかに10代後半
ゴヤがスマートな身体の女性が
好きだった
ことが解る
だがこの絵が描かれた時代は
女性の裸体を描いたりでもしたら
火あぶりの刑で殺される時代
それを避けて芸術として
理解されたことがすごい


宮廷の侍女たち
〜ベラスケス〜
これは本当に素晴らしい絵です
絵という2次元の物質を3次元にまで
昇華させた芸術品なのだ
後の鏡に注目してもらいたい
人が二人映っているのが見える
手前にも世界が広がっている
ことを表現しているのである
主題となっている光と影
この二つのバランスが素晴らしい
普通の画家は天井はあまり高く
描かないのだが
この絵は
天井が高く大きく
描かれている

それ程、自信に満ちた絵ということ


 

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